人は、機械ではありません。心をもった生命(いのち)です。薫陶塾は、医療コミュニケーションの上手なキャッチボールで医療技術を包み、地域医療の未来を応援します。
みなさまからのご意見をお聞かせください。よりよい医療実現の参考にさせていただきます。但し、医療相談は承っておりませんのでご了承ください。
 


「私はがんなのでしょうか?」と、学生のあなたを呼び止める患者が求めているのは「私は学生なのでわかりません。先生に聞いてください」という優等生的な答えでしょうか。「治るでしょうか?」と医師に問いかける家族が求めているのは「5年生存率は・・・」という科学的な解答でしょうか。現場で経験を積むことがターミナルケア・スキルの向上には結びつかないという研究もあります。





医療コミュニケーション研究会シリーズ第5回参加者の声


患者さんを思いやり、いっしょに苦しみを分かち合おうとする姿勢はすばらしいと思いました。日野原先生のいわれた「気取り」をぬぐい去るのはとても大事で、この気持ちを持たずに心から患者さんと接していくべきだと思いました。(高校2年生)

患者さんの気持ちを聞き出すひとつの方法として、沈黙は大切な時間であると思った。自分も沈黙を嫌う方だから、より大切に思えた。十分に時間を費やすことは、患者さんを安心させたり、共感したりできると思った。明るい話題に転換することは、良いのかもしれないが、何だか自分をごまかしているようで、いまいち納得できない。(高校生)

患者さんと医療者とのコミュニケーションの大切さというものがわかった。「沈黙」「目線」「話の入り方」などいろいろ勉強になった。(高校生)




医療コミュニケーション研究会シリーズ第3回参加者の声


やはり日常で難しいのはガンなどです。こういうシナリオでの訓練はとても必要と思います。(薬剤師)

“癌”になりますか、という質問で、なかなか上手に返答しにくいと思いました。患者の不安を取り除く事がむずかしいと思いました。(薬剤師)

肝癌に対する患者さんの不安に対してほとんど何もできなかったのではないかと思います。「母がなくなりましたので」と言われた時は思わず涙ぐんでしまいました。(薬剤師)

末期患者さんが死に恐怖を抱き、苦しみ、痛みを涙を流しながら訴える場面は現実に多くあることだろう。末期患者さんへの対応の仕方を強く考えた。(医大生)




演習講義に出席した医学部5年生の感想


癌をはじめ厳しい疾患の告知は医師になる以上逃げることのできないことで、そのことを臨場感をもって、改めて感じた。

悪性腫瘍などの予後のよくない患者さんに対する告知など重い内容を伝える時にはいくら配慮を重ねてもしすぎることはないのだと思った。告知をするしないの判断も難しい。考えていたよりもずっと難しいことが分かった。他人事ではないのでよく考えておかなければならないと思った。

同じ一つの発言に対しても、良いと言う班と悪いと言う班があり、様々な解釈があると分かった。人それぞれに告知の仕方が違うのだということも分かった。告知の難しさが分かる。

癌告知などは事前に講義などもなく学生には難しいのでこのような講義のテーマがあれば良い。

常に責任が伴うので、医師として患者さんと向き合うことは本当に大変な労力が必要だと感じました。

患者さんが学生に求めているものと、主治医に求めているものとが大きく違うことが分かり、学生の立場として患者さんに接するケースと、主治医として接するケースの両方における難しさを感じた。

患者さんに対してネガティブな内容を告げるときに、どのような姿勢で話せばいいのか、またそこにポジティブな内容を用意する大切さ。

良かれと思って話した話題が患者にとっては残酷なものであったというところから、医師・医学生の感じ方と患者の感じ方の間にギャップがあるということ。

患者さんの家族歴や心理など病気からではなく大きな視点から見ていき、まずは個々の患者さんの状態や心境を理解することが大切であること、そして医師として患者さんの気持ちをくみとりつつ前向きであることの大事さを学んだ。






 
株式会社 薫陶塾
〒810-0024
福岡市中央区桜坂1-11-29
TEL/FAX:092-741-1805
kuntoh@kuntoh-juku.net