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| 人は、機械ではありません。心をもった生命(いのち)です。薫陶塾は、医療コミュニケーションの上手なキャッチボールで医療技術を包み、地域医療の未来を応援します。 |
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MITPを相手にトレーニングを受ける学習方式は、MITP、MITC、参加者同士が混ざり合って“建設的なフィードバック”をかけ合うことにより、次への学習意欲を高めるのが特徴です。まさに失敗から上手に学ぶ!学習方法ですが、思い通りにできなかったと学習者が強く感じたとき、逆の動機付けとならないようにしっかりとフォローすることが重要です。 |
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大勢の前では特に緊張するという方、他の参加者の前でのパフォーマンスには非常に抵抗があるという方へお勧めの方式です。学習が負の動機付けにならないようにサポートするMITCのあたたかなファシリテートと、教育をお手伝いするまなざしから生まれるMITPの建設的なフィードバックというリラックスした環境での、1対1のプライベート・レッスンです。 |
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2002年5月に医療系学生の自主的な学習を支援するプログラムの一環として、イリノイ大学CPC(Clinical
Performance Center:注)を有志学生たちとともに訪問し、体験学習した貴重な経験をもとに、学習者一人ひとりの学習目標に沿った快適な学習環境を整えます。
「イリノイ大学CPC見学ツアー」の様子は『週刊医学界新聞・医学生研修医版』の記事(2002年7月22日版)をご覧ください。
(注)CPC(Clinical
Performance Center)は、イリノイ大学医学教育部に属し、標準模擬患者参加型の医療面接や身体診察教育,評価を行なう機関である。教育目的に設置された19ブースの診察室には通常の外来診療ができるだけの設備とビデオカメラが備えられている。標準模擬患者は基本的に俳優をリクルートし、常時数十名が実働している。特に,精神科的面接に力を入れたり全身身体診察正常所見の指導をしたりという取り組みが注目されている。(大西弘高:当時イリノイ大学医学教育部、現在国際医学大学(マレーシア)医学教育研究室)
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「イリノイ大学CPC見学ツアー」に参加した学生からの感想 |
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CPCでの見学は、アメリカと日本の教育の質の違いを知ることができた。気づいてはいたことだが、われわれは、学生の間に、いや、卒後研修でさえも具体的なトレーニングを受けられないということを見せつけられた気がする。積極的に機会を得て、このような機会に参加していかなければ、トレーニングを受けられないことを改めて感じたことは、今後の原動力となるだろう。
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日米の医学教育の差を体で感じることができた。この差は来てみないとわからなかった。トレーニング手段が未だ確立していない日本で、あのレベルのことができるようになるためにはどのようなことが必要か、おぼろげだが見えてきた。努力したい。
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CPC見学は何にも代えがたい経験となりました。CPCには、20近くもの、アメリカの診療所と同様の個室が用意されており、各部屋の様子をビデオで観察できるような構造になっています。20名ほどのSP(現地の二流俳優を雇用している)を使い、医療面接と身体診察、鑑別診断、カルテ記載、といった内容のOSCE(注:オスキー:Objective Structured
Clinical Examination)が行われています。非常に私が驚いたのは、SPがOSCEの評価をつけるという点でした。実際に的確に診察したかどうか、をSPが評価しているのです。学生の診察が不十分であった場合には、学生に診察方法の実際について、SPがフィードバックし、学生は、OSCE前に行われた臨床入門WSの内容をさらに補うことができるのです。医学教育の主眼が「よき臨床医を育てる」ことに集中していることにも、驚きを覚えましたが、医学教育専用の部門の一つとしてCPCのような施設を抱えていることも、驚きでした。
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CPCセンター見学を通して感じたことは、とにかくCommunicationに関して多くの時間を割き学生をトレーニングし、良いCommunicationをもとにして良い医療を提供しようという姿勢だ。アメリカが訴訟社会であること、自分のことは自分に知る権利がある、とより主張する国民性等も背景にあるだろうが、Communication技法・問診の典型的な型を学ぶのは非常に効率的な方法だと思う。
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シカゴでは、毎日が勉強で、そして発見の日々でした。そしてその中でも一番興味深く、逆に言えば一番ショックだった日がCPCを訪れた日でした。入ってまず、その施設の設備に驚かされました。本物の診療の部屋を再現した個室がいくつもあり、その個室の中には洗面台、ベッド、それに眼底鏡に耳鏡、血圧計もありました。そして各個室にはビデオカメラが備え付けてあり、それは違う部屋でモニターできるようになっていました。学生がペアになって、片方が部屋に入って問診をとったり身体所見を撮っている間ずっとビデオで見ていて、それからフィードバックを行うということを聞きました。なかなか日本ではできないことで、うらやましいと思ってしまいました。SP(Standrised
Patient:(注) 標準模擬患者)の方のレベルも眼を見張るようでした。 |
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シカゴ3日目に、CPCセンターを見せていただいた。
臨床技法のトレーニング、診察のシュミレーションを、実際の診察室・いろんなシナリオを持った模擬患者を用いて行う。これは医学生のものだけではなく、看護士・薬剤師・歯科医・その他人々の健康に関わる分野を専攻した学生もこの教育を受けるようだ。低学年(1.2年)の病棟に出る前の間に半年センターで教育を受けると聞いた。私たちが実際にセンターで受けた実習は、良いCommunicationをとるだけでなく鑑別診断まで下す難しいものだった。模擬患者のリアルさ、シナリオがきちんとしていること、他人の実習も別室でシェアできることに驚かされた。センター側は、ある程度「ここまでできる」と日本からの医学生に示している部分もあったと思うが、正直な感想として、アメリカの医学生がこのような教育を標準的に受けているとしたら、そりゃ適わないだろうなと思った。 |
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